超長文を2つも葬りました。
日々情勢が変わってしまい、
伝えたいことも変わってしまったり、
言えなくなったりしている。
何も考えずに書こう。
シンプルに。
対岸の火事と思ってちゃダメだ。
駄目なんだよ、と2か月前の日本に言いたい。
もちろん自分にもね。
率直に言えば不安はある。
ビシビシに感じてる。
自分は俳優でパフォーマーなのだから人を無為に暗い気持ちにさせては駄目だと思うのですが、
なんとも、ええ、これは。
ここ1か月ほど、
新型コロナウィルスの蔓延に伴う人災と心無い言葉に心をぐりぐりと抉られております。
演劇界の公演中止やプロ野球の開幕延期や、
これでもかと悲しい報せばかり。
アガリスクも4月末から公演があるので、
他人事じゃなくなってきました。
3月中のこととか4月前半に起こるだろうこととか、きっとそれは参考にならないのだと思う。
日一日と状況は変わるのだから。
観たいけど観に行けないって人もいるでしょう。
気にしないって人もいるでしょう。
わたしは上演したいです。
上演するつもりでいます。
思い出すのは2011年3月。
あのときも稽古中で、3月末に出演する予定だった公演は中止となりました。
色んな要因があって、わたしはもうダメだってなってました。
地震さえなければ上演されてた。
悔しかったけど今はもう気持ちの上では清算されてる。
でも、地震のせいで「もうダメだ」って思っちゃったんです。
今だって、怖いです。
「もうダメだ」が近づいてくる。
すぐ側まで来てる。
こっち来んな。
でも、そんな気持ちを抱えてでもやりたい。
乗り越えたい。
まあ、物理的にどうしようもなくなる場合もあるけれど。
わたしは「今」なんだよ!!
という気持ち。
こんな状況で演劇をやる。
こんな状況じゃ観に来てもらえるのかしら。
こんな状況じゃ、観に来てくださいなんて言えるのかしら。
そこらへんの気持ちと行動に折り合いがつかない。
「今」、どうやって演劇をやろうか?
いまはすごく抽象的だけど、もうすこしハッキリさせなきゃと思っている。
観に来てくださいなんて言えるのかしら。
って書いたけど、ごめんなさい。
めっちゃ観てほしいです。
だってやるんだもん。
オリンピックも延期だしこの週末は首都圏は外出自粛要請が出てるし、
聞けばスーパーの食料品までスッカラカンになってると言うし、
こわいことにこわいことがどんどん重なるけれど、
心から笑いたいなあ。
もし許されるなら、そのような時間を創りたいなあ。
劇場で。
祈るばかりだよ。
何を言うでもない文章になりましたが、
もう少し、言葉にしていけるように、
諦めずに紡いでいきたいです。
情勢を注視して。
しっかり対策して。